69.2kgまで痩せた俺が、また太るまで。

2023年8月11日

。体重69.2kg。体脂肪率8.0%。約90kgあった身体を、約3か月でここまで落とした。

腹筋は人生で初めてはっきり見えた。

身体は軽かった。

自転車も楽になった。

健康診断で引っかかっていた数字も改善していた。

そして何より、「やりました。」という達成感があった。

ここまでの記事だけ読めば、ダイエット成功。めでたし、めでたし。で終われる。

でも、もちろん人生は8月11日で終わらない(笑)。

あれから3年。2026年、俺の体重は再び85kg台まで戻った。

じゃあ、69.2kgだった俺は、どうやってまた太ったのか。

今回、昔の写真や体重記録をかなり遡ってみた。すると分かった。というか、思い出した。

俺のリバウンドには、「この日から太り始めました!」みたいな分かりやすい日はなかった。

少しずつ食べるものが変わって、少しずつ運動しなくなって、そのうち体重も測らなくなった。

そして、気づいたら戻っていた。今回は、その途中を振り返ってみようと思う。

減量が終わっても、いきなり好き放題食べたわけではなかった

69.2kg・体脂肪8%になったあと、俺は8%を維持しようとは全く思っていなかった。

あの生活を維持するなんて、想像しただけでしんどい(笑)。

どのくらい食べれば8%を維持できるのかも分からない。また毎日カロリーを計算するのも嫌だった。

だから多少体重が戻ること自体は、最初から想定内だった。

むしろ少しプラスのカロリーで食べているくらいのほうが、当時の俺には安心だった。

ただ、減量が終わった瞬間に、「よっしゃー!今日から何でも食うぞー!」と完全に元の生活へ戻ったわけでもない。

普通の食事に戻ってからは、食品のカロリー表示を見るようになった。筋肉が欲しかったから、タンパク質の量も気にするようになった。

お菓子を見て、「こんなにカロリーあるの!?」と驚いて、しばらく避けたりもしていた。

2023年10月には外食の写真がある。

12月にはカレー。大晦日にはうな重。もちろん、これはその日に食べたものが写真に残っているだけ。

普段の食生活すべてが分かるわけではない。

ただ、3か月続けた固定食から離れて、少しずつ普通の生活に戻っていった。

2023年10月1日の外食

というのは間違いないと思う。

体重は増えた。でも、最初はそこまで気にしていなかった

69.2kgから体重が増えても、最初はそこまで焦っていなかった。

そもそも8%を維持するつもりがない。多少増えるのは想定内。

それに、ボコスコ体重が増えていったわけでもなかった。ゆっくりだった。

当時の数字は正確には覚えていないけど、減量中は75kgあたりが一つの目安になっていた記憶がある。

減量後は、「80kgを超えなければ、また戻せるかな」くらいの感覚だったと思う。

今思えば、この、「また戻せる」という感覚。これが後々までずっと残ることになる(笑)。

2024年、仕事が変わった

2024年2月ごろ。仕事の内容が変わった。ここから生活のリズムが少しずつ変わっていった。

2023年に減量していた頃の俺は、かなり単純な生活をしていた。

仕事から帰る。

水を飲む。

運動する。

飯を作る。

食べる。

風呂に入る。

寝る。

毎日ほとんどこれだった。

食事も固定。運動も、胸。3本ローラー。腹。3本ローラー。背中。3本ローラー。と順番に回していた。

今振り返ると、2023年の減量が続いた理由の一つは、毎日のルーティンができていたことだったと思う。

ところが仕事の内容が変わると、帰る時間も一定ではなくなった。

新しく覚えることもある。今までと同じように、「帰ったら運動して、そのあと飯を作る」という流れを作りにくくなった。

そこから、自炊。運動。体重管理。少しずつ崩れていった。

もちろん、「仕事が変わったから太った」と全部そこに押しつけるつもりはない(笑)。

でも、俺の場合は、今まで作れていた生活の型が崩れた。これは結構大きかったと思う。

それでも、一度は戻そうとしていたらしい

今回、昔の写真を遡っていて、面白いものを見つけた。

2024年6月24日。体重計の写真。

80.7kg。

69.2kgだった身体は、10kg以上戻っていた。

2024年6月24日・80.7kgの体重計写真

そして5日後。2024年6月29日にInBodyを測っている。

体重78.4kg。

体脂肪率18.5%。

筋肉量60.5kg。

さらに、2024年7月1日。また体重計の写真が残っていた。77.7kg。

80.7kgから77.7kg。少なくとも、この時期は体重を気にしていたんだと思う。

たぶん、「80kgいった。ちょっと減らそう」みたいな感覚だったんじゃないかな。

当時の俺には、「90kgまで戻ったら、今度は戻せないかもしれない。今のうちに」という気持ちもあった記憶がある。

じゃあ、このとき何をしたのか。

食事を変えた?運動した?カロリーを計算した?……全然覚えてない(笑)。

体重計に乗って写真まで撮っている以上、何かしら意識していた可能性は高い。

でも、何をやったのかは本当に覚えていない。

なので、ここは分からない。

分からないものは、分からない(笑)。

2024年は、身体以外の生活も大きく変わった

そして2024年は、仕事だけじゃなく、私生活も大きく変わった年だった。

写真を遡ってみると、2024年5月21日。弁護士に相談した記録が残っていた。

この頃には、離婚する方向はほぼ決まっていたと思う。

8月4日には、今住んでいるマンションの物件資料。

9月22日。カレンダーには、「引っ越し」と書いてある。

同じ日の夜には、新しい部屋の写真も残っていた。

2024年9月22日。引っ越し当日の新居。ここから一人暮らしが始まった。

そして11月20日。第1回の離婚調停期日。

こうして並べてみると、2024年は結構いろんなことが動いていたんだなと思う。

ただし、離婚したから太った。という話ではない。

実際、弁護士に相談したあとの6月から7月には、一度80.7kgから77kg台まで戻している。

だから何か一つを、「これがリバウンドの原因です」と決めるのは違うと思う。

仕事も変わった。生活も変わった。住む場所も変わった。

その中で、2023年に作っていたルーティンが少しずつなくなっていった。

俺の場合は、そんな感じだった。

9月22日、一人暮らしが始まった

2024年9月22日。今のマンションへ引っ越した。

翌日の9月23日には、食事の写真が残っている。

刺身。サーモン。そしてビール(笑)。

その後のキッチン写真を見ると、フライパンもある。

油もある。

調味料もある。

だから、引っ越した瞬間から自炊を完全にやめたというわけではない。

たまには作っていたと思う。

ただ、記憶を辿ると、徐々に外食。

コンビニ飯。

手軽に食べられるもの。そういう食事が中心になっていったんじゃないかと思う。

2023年みたいに、「今日の鶏むね100g」「豚こま100g」「キャベツ1/6」なんてことは、もうやっていない(笑)。

食べたいものを食べる。

楽なものを選ぶ。

少しずつ、そっちに戻っていった。

そして、運動はほぼ消えた

食事以上に分かりやすいのが、運動だった。

2023年。俺は懸垂が1回もできなかった。

ぶら下がるところから始めた。

肩甲骨を寄せる練習をして、上でキープして、ネガティブをやって、やっと1回できた。

最終的には10回以上できるようになった。

あれだけ使った懸垂スタンド。

引っ越したあと、どうなったのか。

……掃除機を掛ける場所になった(笑)。

懸垂スタンドは別の部屋に置かれ、懸垂ではなく、掃除機を支えていた。

その他のトレーニング器具も、押し入れの中。

2023年には、「どうすれば懸垂できるようになる?」「どうすれば胸に効く?」「腹筋ローラー、どうすれば戻れる?」と、あれだけ調べていた。

それが、やらなくなると本当にやらない(笑)。

運動は、ほぼなくなった。

2025年。冷凍庫を開けたら松屋だらけだった

さらに写真を遡る。

2025年7月。

冷凍庫の写真が出てきた。

開けると、松屋。松屋。松屋。松屋だらけ(笑)。

2025年7月。冷凍庫を開けたら松屋だらけ(笑)。

もちろん、「松屋を食べたから太った」なんて話ではない。

ただ、この写真を見ると、2023年との生活の違いは分かりやすい。

2023年は、鶏むね。豚こま。野菜。卵。オートミール。プロテイン。

毎日、自分で量を決めて作っていた。

2025年は、冷凍庫から出して食べられるものが大量にある。

この頃には、「いかに安く痩せるか」「どうやってタンパク質を取るか」「今日は何のトレーニングをするか」そんなことを考えて生活していた2023年の俺とは、かなり違う生活になっていた。

「美味しいものを食べてるほうが幸せ!」

じゃあ、この頃の俺は、太っていくことをどう思っていたのか。

体型がまったく気にならなかったわけじゃない。たまには、「ちょっと太ったな」とは思う。

でも、それ以上に、「美味しいものを食べてるほうが幸せ!」という気持ちのほうが勝っていた。

たぶん、「まあ、痩せてもあんま変わらんし」みたいなことも思っていた。

でも今振り返ると、これはたぶん、言い訳(笑)。

だって、実際には69kgだった頃のほうが身体は明らかに軽かった。

階段も楽。小走りも楽。自転車も楽。身体を動かすこと自体が軽かった。

健康診断の数字も改善していた。俺自身、痩せていた身体をかなり気に入っていた。

だから、「痩せても何も変わらない」と本気で思っていたわけじゃない。

もっと軽い感じ。

「あの苦労をもう一回するくらいなら、まあ太っててもいいかぁ」くらいだったと思う。

そこまで深く考えてもいなかった(笑)。

そして、妙な余裕もあった

もう一つ。

俺には変な自信もあった。

なぜなら一度、約90kgから69.2kgまで落としている。

3か月で18kg以上落とした。

だから心のどこかで、「まあ、本気になれば、どっかでは痩せられるでしょ?」と思っていた。

一度できたんだから、またできる。今すぐじゃなくてもいい。

80kgを超えても、まあ、そのうち。そんな感じ。

一度成功した経験は、自信になった。

でも俺の場合、その自信が、「今やらなくても大丈夫」という妙な余裕にもなっていたんだと思う。

頑張っていた頃のことは、いくらでも思い出せる

今回、この記事を書くために、2023年からの写真をかなり遡った。

そこで一つ、妙に面白いことに気づいた。

2023年のことは、めちゃくちゃ覚えている。

何を食べていたか。どうやって作っていたか。何を考えていたか。

懸垂ができなかったこと。

腹筋ローラーが戻れなかったこと。

3本ローラーから落ちまくったこと。

豚肉を食べて、「豚うめー!」と思ったことまで覚えている(笑)。

しかも記録も大量にある。カレンダー。体重。計算した紙。食事の写真。Amazonの購入履歴。

InBody。血液検査。

ところが、その後はどうか。

「2024年後半、何kgだった?」分からない。「どんな運動してた?」ほぼしてない。

「何食べてた?」よく覚えてない。

写真を見て、「あー、これ食ってたんだ」と思い出すくらい。

そして思った。

頑張っていた頃のことは、いくらでも思い出せる。

何もしなくなった頃のことは、何にも記憶にござらん(笑)。

考えてみれば当然かもしれない。

体重を測らないから、記録がない。

運動しないから、トレーニング記録もない。

食事を計算しないから、メモもない。

試行錯誤もしない。

何もしていないんだから、そりゃ何も残っていない(笑)。

でも今回、写真の日付を一つずつ遡ってみたことで、その「何も残っていない期間」が少しだけつながった。

リバウンドは、一日で起きたわけじゃなかった

69.2kgから85kg台へ。

数字だけ並べれば、約16kg増。

「リバウンドした。」一言で書けば、それだけ。

でも今回振り返ってみると、そんなに単純じゃなかった。

減量が終わって、普通の食事に戻った。

少しずつ体重が増えた。

仕事が変わった。

ルーティンが崩れた。

それでも一度、80.7kgから77kg台まで戻そうとしている。

私生活も変わった。

引っ越した。

自炊する回数が減った。

運動器具は押し入れに入った。

懸垂スタンドには掃除機が掛かった(笑)。

体型が気になることはあった。

でも、「美味しいものを食べてるほうが幸せ」が勝った。

そして、「本気になれば、また痩せられるでしょ」と思っていた。

そのうち体重計にも乗らなくなった。

だから、何月何日に何kgになったのかは分からない。

記録がないから、そこは作れない。

ただ、少しずつ積み重なって、2026年。俺はまた85kg台にいた。

今度は、ゆるーく(笑)

2023年。

俺はかなり極端なカロリー制限をして、約90kgから69.2kgまで落とした。

あのときは、調べて、計算して、試して、毎日やった。

だから今でも、「やりました。」と思っている。

でも、もう一度まったく同じことをやるつもりはない。というか、できる気がしない(笑)。

そして今。42歳。

また身体を作り直している。

ただし今回は、3年前とは違う。

急激に体重を落とすことより、筋トレを続ける。

筋肉を増やす。

長く続ける。

もちろん体重の目標はある。

でも、今回は、ゆるーく(笑)。

69.2kgまで落とした話は、ここまでたくさん書いてきた。

次は、一度69.2kgまで落とした俺が、42歳になってもう一度何を始めたのか。

今まさにやっていることを書いてみようと思う。

次回

42歳、85kg台。今度は3年前とは違うやり方で身体を作り直す。

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